発熱等の症状、流行状況に応じて今シーズンはインフルエンザ、コロナの両方の検査が必要になると考えております。
また検査のタイミングが重要になるかと思います。
発症日とは発熱、咽頭痛、関節痛、咳などの症状が始まった日をいいます。
インフルエンザの場合高熱などの症状がでてから6時間ほどで検査で陽性の反応がでてきますので、発熱当日または翌日頃に検査は可能となります。
数日たっても検査は可能ですが、発症後48時間以内に治療薬を投与する事が望ましい為、その点からは発症日、翌日、翌々日ぐらいがベストでしょう。
一方コロナの検査は抗原検査で陽性反応が出やすくなるのが発症の翌日から9日目(発症日を1日目とします)ぐらいの間です。
この期間であればPCR検査(結果がでるまで1-2日かかります)をしないても抗原の迅速検査で15分で判定が可能です。https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00132.html
但し、コロナが強く疑われる場合や、医療従事者など完全な検査を求める方も多く、必要に応じて発症2-9日目でも抗原検査に追加してPCR検査をする場合もありますのでご希望があれば相談して行っております。
当院で可能な検査と検査時期
発症日からの日数 | インフルエンザ検査 | コロナ抗原検査 | PCR検査鼻咽頭 | PCR検査唾液 |
無症状 | × | × | ○ | ○ |
発症日(1日目) | △ | △ | ○ | ○ |
発症2〜3日目 | ○ | ○ | ○ | ○ |
発症4〜9日目 | △ | ○ | ○ | ○ |
発症10日目以降 | × | △ | ○ | × |
×は当院でできない検査ではなくこの時期にやるのは「適さない」という意味です。
同様に○は検査をする時期として「丁度よい」という意味で
△は「微妙」という意味になります。
参考資料https://www.mhlw.go.jp/content/10906000/000649879.pdf
以上からは当院でのインフルエンザ、コロナ、鼻咽頭粘液同時検査を推奨時期は
発症後(当日を1日目として)2-3日目が最適と考えます。
また検査方法は鼻咽頭拭い液でインフルエンザ迅速抗原検査とコロナ抗原検査を行う事で両方の検査とも15分以内に判定が可能です。
インフルエンザとコロナの同時検査は発熱した翌日かその次の日に抗原検査
勿論その後でも検査の組合せを考えて行います。
まずお熱がでて心配な方はフォームをご記入の上お電話をください!
まず、お熱が出始めて心配な方は、以下のフォームをご記入頂き送信の上、お電話下さい。
電話: 03-3952-5550
(検査が必要と思われる方は他の患者様と別室にて診察、検査、時間予約、など時間的空間的な隔離をさせて頂きますのでご了承ください。)
スマートフォンで以下に入力フォームが表示されない場合は「リーダーを非表示」にしてみてください。
===========================================================